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太陽電池の性能比較

太陽光発電の重要部分である太陽電池は、この数年で大きく進化しました。

量産化に成功し、太陽の光を電気に変える変換効率も、以前のものと比べると大きく増えています。
しかし、性能だけを見て太陽光発電を選ぶのは良い判断とは言えません。

太陽光発電の性能は、数字だけでは分からない部分もいくつかあります。
それを見逃して数字だけを重視してしまうと、返って発電効率が思ったよりも伸びないという事もありえます。

太陽光発電は性能という数字だけではない

太陽光発電の中で、一番目に付きやすい太陽電池は、太陽光発電モジュールという1枚の板に沢山取り付けられています。
この板に取り付けられた太陽電池はそのものが半導体ですが、太陽電池として使われる半導体には種類があります。
どんな種類の太陽電池も一定以上の光を受けると、半導体の内部にある原子と反応して電力を生み出しますが、使われている半導体によっていくつかの特徴を持つようになります。

この特徴が、太陽光発電を数字だけで見てはいけない理由です。

変換効率は高ければ良いが…

太陽光発電モジュールを選ぶ時、一番重視するものは変換効率という発電量を示すものです。
変換効率が高くなればそれだけ電気を作る力が強いので、太陽光発電の設置費用1kwあたりの価格も下がり発電による売電でも利益を得られやすくなります。

現在市場に出ている太陽電池の発電効率は20%が最大で、価格的に手頃なものは発電効率が9%から19%程度の製品です。
発電効率が9%の太陽光発電と、19%の太陽光発電があれば、多くの人は19%を選ぶものですが、それは正解でもあり不正解でもあります。

変換効率は高いほど沢山の電気を作り出します。
しかし、発電は自然環境の影響を受けるために、例え変換効率19%の太陽電池でも設置した場所の環境次第では、十分に発電出来ない事があります。
これでは、どんなに高い発電効率でもあまり意味がありません。

発電効率では分からない性能

太陽電池は太陽の光で電気を作り出します。
基本的に光が強ければ強いほど発電量は大きくなりますが、太陽光は自然のものなので、いつも強い光であるとは限りません。
日本には四季があるので、季節により日照時間も変化します。

太陽電池には変換効率だけではなく、発電量の波があります。
太陽電池の半導体は種類によって光を吸収する効率が違い、薄い半導体は薄さから発電量は低めですが、光を吸収しやすいのである程度の暗さでも安定した発電が出来ます。
半導体が厚いものは発電量は多くなりますが、光の吸収率が悪いので一定以上の光がないと電気が作れません。

つまり、太陽光発電システムを設置する場所や地域に合わせたものを選ばないと、どんなに数字的に高い性能があっても生かせないのです。

太陽光発電を選ぶ時には、発電効率が大事な要素なのは確かです。
しかし、そればかりにとらわれていると、実際に設置した時に思ったような発電が出来ない事も無いとは言えないので、あまり数字的なものに拘りを持ちすぎないようにしてください。

一括見積もりを利用して複数業者からの見積もりをとってから相談をすると、数字だけではなく環境を考慮した案を提示してくれます。

太陽光電池の選び方

太陽光電池の選び方

太陽光電池は何でも良いというわけではありません。

太陽光発電に必要なものは数種類ありますが、その中でも発電において最も重要な部分が太陽電池です。
太陽光発電で使われる太陽電池は1枚のモジュールという板状にまとめられているので、太陽光発電を導入する場合はこのモジュール単位で検討していく事になります。

1つのモジュールには1種類の太陽電池を使用するため、モジュール1枚の発電性能は太陽電池の発電性能に影響を受けるため、太陽電池の特性もモジュールの性能として現れます。

これは太陽電池の特性そのものが太陽光発電の性能を左右するという意味も持つため、太陽電池なら何でも良いという考えで太陽光発電を導入してしまうと、発電量があまり伸びなくなる原因になりかねません。

太陽光発電は、太陽電池がどんな特性を持っているかもよく検討しておかないと、失敗することもあります。

日向と日陰

太陽電池にはいくつか種類がありますが、現在良く使われているものは、シリコン製半導体のものとCISと言われるシリコン製半導体の太陽電池よりも薄く、主に金属を主体にして作られる半導体で作られているものがあります。

それぞれに発電に対して正反対の特徴を持っているため、設置する場所に合わせて選択をしないと発電性能が上手く発揮出来ません。
太陽電池の特徴にもいくつかありますが、一番目安にしやすいのは日陰に対する適応力です。

通常、よく使われているシリコン製半導体の太陽電池は、発電効率が高いという特徴があります。
現在販売されている高発電効率の製品はほとんどがシリコン製の半導体を使った太陽電池で、導入すれば高い発電量を期待出来ますが、日陰に弱いため環境が悪いと発電量を十分に得られません。

そのため、日陰が多い環境でシリコン製半導体タイプの太陽電池を選んでしまうと、売電による費用の回収や利益が上手く得られない結果になりやすく、太陽光発電の運営としては好ましくありません。

日陰が多い場合には?

日陰が多い環境の場合は、日陰が多くても発電量を確保出来るCIS太陽電池の方が有利です。
薄膜型と言われる太陽電池で、主に銅、イリジウム、セレンを使っている金属主体の半導体で出来ています。
シリコンを使った太陽電池よりも発電効率は数値的には低いのですが、日陰でも安定した発電能力を発揮出来るので、環境次第ではシリコン製半導体の太陽電池よりも発電量が上回ります。

まとめ

上記は一例に過ぎませんが、太陽光発電の核となる太陽電池は環境に合わせて選択する必要があり、決してどれでも同じでもなければ何でも良いと言うわけでもありません。

太陽光発電を設置する環境を理解し、それに合わせた太陽電池を選択肢ないと太陽光発電そのものの意味を失ってしまう事になります。
選択ミスは決して許されないのが太陽光発電です。
これから太陽光発電を導入するのなら、設置予定の場所に最適な太陽電池の選択を心がけてください。
「安いから」「性能が良いから」だけで選んでしまうと太陽光発電の導入は失敗します。

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