太陽光発電の耐震性

太陽光発電の耐震性について記載しています。

太陽光発電は多くの場合、建物の屋根に太陽光発電モジュールを設置します。

屋根に設置する理由は、住宅の中で屋根が一番太陽光を受けやすいと言うのが理由ですが、住宅には耐久度というものがあるので、あまり重たいものを屋根に乗せると住宅の耐久能力を低下させる事があります。

太陽光発電モジュールは1枚あたり8キロから20キロほどの重さがありますが、設置する屋根の大きさによって重さは変化し、最大で100キロ前後の重量が屋根の乗る事になります。

屋根にも色々とありますが、スレートや瓦なども重さがあるので屋根に重量という負荷をかけています。
そこに太陽光発電モジュールも加わるのですから、その分の負荷が家に加わります。

余計な重さは建物の耐久性能を落としてしまう場合があり、それは耐震性能も落としてしまう事になります。

しかし、実際に耐久性能や耐震性能が落ちるかといえば…?

調査で分かった太陽光発電の耐震性への影響

住宅などの建築物は、屋根の軽さはそのまま耐久性や耐震性に繋がると言われる事があります。
屋根に重いものを乗せるという事は、本来であれば考慮されない事なのですが、太陽光発電モジュールに太陽の光を当てるためには屋根が最良の場所である事も多いものです。

屋根に太陽光発電モジュールを乗せた場合、建物の耐震性が落ちるかどうかは詳しい調査が行われていませんが、現在の耐震基準である「耐震等級」をクリアしている建物であれば、太陽光発電モジュール程度の重さでは耐震性に悪い影響が出る事は考え辛いものです。

しかし、古い建物になると話が変わってきます。

古い建物は危険を伴うこともある

耐震基準は建築基準法に基づいて決められているものですが、その建築基準法はこれまで3度の改正が行われています。
はじめは1971年、その次は1981年、そして2000年に改正が行われ、耐震基準も変化しています。

現在の基準に比べると古くなるほど「甘い」基準になっています。
当時としては十分とされていたのですが、建築技術の向上や1998年の阪神淡路大震災などの影響により、改正が行われているため現在の基準よりも厳しくありません。
また、1981年以前の建物はすでに20年以上の時間が経っているためにで経年劣化の可能性もあり、屋根にたとえ100キロ程度でも重量物を乗せるのは危険な事もありえます。

しっかりと建築されていれば、1981年以前の建物でも太陽光発電モジュールの重さを支えても問題はありませんが、本当に大丈夫かを調べるために検査をする必要も出てきます。

まとめ

・太陽光発電モジュールの重さは最大で20キロほど、全体で100キロを超える事は少ない
・太陽光発電モジュールの重さが家の耐震性能や耐久性能に悪い影響を与える事はほぼありえない
・ただし、古い建物は危険な事があるので業者に調べてもらった方が安全

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