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太陽光発電のダブル発電の売電価格

太陽光発電は最大発電量によって家庭用と産業用の2種類に分けられますが、この他にもダブル発電という少し変わったタイプのものがあります。
ダブル発電とは、エネファームに代表されるガスによる発電を太陽光発電と併用して発電するタイプのものです。

エネファームというのは、調理などに使われる都市ガスの成分として水素が含まれており、この水素を分離して取り出し、それを新たなエネルギーとして使うというもの。

水素を取り出した都市ガスは多少の火力が落ちるようですが、使用には全く問題がありません。
水素は副産物なのでそれ自体が0円なため、エネファームで作られる電力はほぼ0円です。

エネファームは太陽光発電とは違う手段で発電をするので、太陽光発電との同時利用が出来ます。

ダブル発電では売電価格が下がる

エネファームなどの設備を設置し、太陽光発電と同時に発電をさせた場合、ダブル発電として扱われます。
蓄電池を設置した場合もダブル発電として取り扱われますが、エネファームの方が蓄電池よりも利益面で有利です。
ダブル発電になってしまうと売電価格が下がってしまうので、売電により利益を出すのが難しくなってしまいます。

ダブル発電のメリット

ダブル発電は売電価格が下がるというデメリットがありますが、メリットもあります。

メリットの一つは太陽光発電の他に何を設置したかによって変化しますが、エネファームを設置した場合は、冬場の暖房を発電ヘ発生した熱で補える、湯を沸かす事が出来るので光熱費を抑えます。
蓄電池も同様で、太陽光発電で作られた電気を貯めておけるため、発電が出来ない夜間でも貯めておいた電気を使い生活が出来ます。

どの位の光熱費削減が出来るかは生活様式などにもよりますが、年間に5万円から7万円くらいだと言われています。
停電にも強く、大規模停電が起きても蓄電池に電力が残っているか、ガスが供給されていれば発電が出来るので困る事がありません。

肝心の売電価格は?

ダブル発電の場合、1kwあたりの売電価格が2円から4円ほど下がります。
2015年度のダブル発電での売電価格は27円から29円で、2016年度にはさらに売電価格が下がる可能性があります。

売電利益は出せるのですが、採算が取れるかと言えばこの単価ではまず不可能に見えます。
蓄電池の場合は利益を出すのは難しくなりますが、エネファームを導入している場合は話が変わってきます。

エネファームはそれ自体がガスから水素を取り出して発電をします。
つまり、太陽光発電で発電した電気がエネファームが創り出す電気の分だけ浮くことになり、その分は売電に回す事が出来ます。
エネファームで発電出来るのは、住宅に必要な電力の50%ほどだと言われているので、単純に考えても売電に回せる電気が最大で50%増えるようなものです。
売れる電力が増えれば少々売電価格が落ちたとしても、導入費用と利益が出せる可能性が出てきます。

実際にエネファームと太陽光発電のダブル発電では、太陽光発電のみの場合よりも利益が出る事は計算上でも導入した例でも実証されています。

どれだけの利益が出るかは太陽光発電の出力によっても変動しますが、資金に余裕が有る場合はダブル発電を検討する価値はあります。

利益は上がるが導入費用は高額

ダブル発電を目指す場合、基本的に利益を出そうと思う場合はエネファームなどのガス発電設備を併用する事になります。
つまり、太陽光発電の導入費用に加えてエネファームの導入費用もかかります。

エネファームの導入費用は約200万円ほどなので、太陽光発電の導入費用次第では400万円から600万円が必要です。
この導入費用は利益のことを考えると大きな妨げになり、場合によっては売電利益で回収する事が出来なくなりますが、考え方を変えればダブル発電は電気料金や光熱費の大幅な削減が見込めるので、その分を利益として考える事も出来ます。

実際に利益が現実的に採算が取れるかどうかは業者による試算が必要になるので、必ず業者に相談をしてから導入するかを検討してください。

蓄電池の場合はモデルによって異なる

蓄電池の場合は設置する蓄電池の種類によってダブル発電になりません。
蓄電池は生産された時期によって性能が変わり、現在販売されている蓄電池の場合はダブル発電にはならないものがあります。

ダブル発電の場合、太陽光発電の導入費用と蓄電池やエネファームの導入費用もかかるので、それを売電価格のみでまかなうのは難しく、全ての導入費用を回収するどころか、利益を出す事も出来ません。

最初の蓄電池

太陽光発電などに接続する最初の蓄電池は容量が大きなものでも2kw程度と小さいものでした。
その分小型で持ち運びが出来て、コンセントが直に付いているために直接使えるというなかなか便利なものです。

しかし、貯めた電気の供給は蓄電池本体に付いているコンセントからのみなので、照明などには使う事が出来ません。
あれば便利なものでしたが、便利なようで不便な代物だったのであまり人気はありませんでした。

現在ではこのタイプの蓄電池は中古品やレジャー用として入手出来ますが、太陽光発電で使用するにはもはや能力不足です。

改良を加えられた蓄電池の登場

最初の蓄電池は使い勝手が悪く、太陽光発電なども性能が上がり発電量が増えてきたために蓄電池もそれに対応出来るようになりました。
大型化はしましたが、溜めておける電力も数倍に増えて照明などにも使えるようになり、使い勝手も十分なものになったのですが、このタイプの蓄電池はダブル発電と見なされるようになります。

現在の低価格モデルがこのタイプで、これを選択してしまうと売電の利益が期待出来なくなります。

蓄電池はエネファームなどの発電設備とは違い、そのものに発電性能がありません。
単純に作った電気を溜めておけるだけなので、このタイプの蓄電池を設置するとダブル発電とみなされ売電価格が下がります。

エネファームとは違い電気を作る事が出来ない蓄電池では、売電に回せる電力を増やすことが出来ないために売電価格の低下というデメリットだけを受ける事になります。

価格も低価格モデルを選択しても20万円以上するので、今の時点でこのモデルの蓄電池を選択するのはあまりオススメ出来ません。
ただし、エネファームなどの太陽光発電以外の発電設備を併用するのであれば、このタイプの蓄電池を選択しても問題ないでしょう。

現行モデルの蓄電池

現行モデルは蓄電池でありながらダブル発電にならないような仕組みになっています。

蓄電で切る容量も7kw程度と大幅に増えているために使い勝手がよく、ダブル発電にならないという大きなメリットがあるため、太陽光発電の価値を大きく高めてくれます。
少々高価であると言うデメリットがありますが、導入すると昼間に作られた電気をためておいて夜間に使えるので、光熱費を大きく減らす事が出来ます。
売電での利益以外に光熱費の大幅削減が加わり太陽光発電でメリットが大きくなるので、予算があるのなら費用をかける価値は十分にあります。

太陽光発電のみを導入して蓄電池を選択するのなら、このタイプを選択しないと損をするだけなので、蓄電池の導入は他に選択肢はないと考えておいてください。

蓄電池を導入する時の注意点

現行の蓄電池を導入する場合、その価格に注意してください。
モデルにもよりますが、低価格帯のものでも40万円を超える他、上位モデルになれば90万円クラスの製品もあります。

太陽光発電の売電で得られる利益も無限ではないので、売電利益での費用回収が出来る範囲も限られています。
売電利益は経年によってある程度の落ち込みもあるので、費用の回収を優先するか、利益を出すのを優先するか、それとも光熱費が減る部分を重視するかをあらかじめよく考えておいてください。

何が一番良い選択なのかは、業者に相談すると選択肢を提案してくれます。

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